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腕の痛み

腕の痛み

2020/09/03

腕の痛み

スポーツなどで一時的に腕をよく使った場合に痛みを感じることがあると思いますが

・腕を上にあげるとピリピリとした痛みが走る

・腕の痛みとしびれが続いている

・首から腕にかけて、重い感じがとれない

など、心当たりがないのに痛みが続くときは注意が必要なこともあります。

取手市くまもと整骨院 腕の痛み

 

ケガや病気による腕の痛み

 

筋肉の問題

 

上腕二頭筋の腱のひとつは肩関節付近にくっついており

四十肩、五十肩などの、肩関節周囲炎で炎症を起こすことで

上腕から肘まで痛くなることがあります。

肩を後ろに回したり、あげたりすると

痛みが強くなる傾向があります。

 

肘内障、肩関節脱臼

 

肘内障は1歳未満~6歳くらいの子供に多い疾患です。

肘内障の約50%は子供の手を引っぱった時に起こります。

あとの半分は転んで手をついたとき、腕をひねったとき、肘を打ったときなど

多岐にわたります。

子供は骨を支える構造が未熟なため

衝撃によって容易に亜脱臼を起こします。

一方、肩関節脱臼とは、

肩を激しくぶつけたときや、転んで手をついた際に

肩の骨が関節内の正常な位置から完全にずれてしまう状態です。

肩の関節は最も外れやすい関節の一つで、

肩関節脱臼は様々なスポーツで発生します。

 

頚頚腕症候群

 

首が回らない腕や肩がだるい、痛い、肩が凝るなどといった

症状の総称です。

日常的にパソコンをよく使う人が発症しやすいと言われており

作業を中断するとよくなりますが

再開するとまた痛みがでるのも特徴です。

 

変形性頚椎症

 

首が痛いなどの局所症状のみで

手足の痺れなどの神経症状を伴わない場合は

変形性頚椎症と言われています。

 

頸椎性神経根症

 

変形性頚椎症に加えて、頸椎から腕につながる神経根が

圧迫されるために腕に痛みや痺れが出る場合は

頚椎症性神経根症です。

上を向く動作で腕に痛みが出ますので

痛みの出る動作に注意するなど、日常生活のちょっとした注意や

薬物療法などで多くの場合は手術をしなくても回復します。

また、スポーツで痛みが出る方は、運動をしばらく休むことが大切です。

 

頚椎症性脊髄症

 

肩こりや首の痛みに加えて、両手、両足にしびれが出ることがあります。

さらに、ボタンがかけにくい

字がうまく書けない、お箸が使いづらいなどの手指の運動障害、

足元がふらつくなどの歩行障害がある場合は

頚椎症性脊髄症といわれます。

この疾患は、年齢とともに少しずつ進行する傾向で

歩行障害や手指の運動障害などの症状が長く続く場合や進行するときは

手術がすすめられます。

また、転倒することで急に悪化し手足が麻痺することがあるので

注意が必要です。

 

胸郭出口症候群

 

腕へのつながる神経が通るスペースは狭く

筋肉や太い血管などが密集しています。

このため、生まれつきの構造や体格によって

神経が刺激されてしまい、

吊革につかまるときなど、腕を上にあげる動作で

首、肩、腕のしびれや痛みが生じます。

胸郭出口症候群には、

なで肩体型のために腕に行く神経が下の方に引っ張られて起こるタイプと

血管が圧迫されて起こるタイプがあります。

20~30歳くらいの女性に多く

肩周囲の外傷や頸椎捻挫などでも発症することがあります。

 

頸椎椎間板ヘルニア

 

加齢変化による頸椎の変化によって

脊髄からわかれて足の方へゆく

神経根という神経が刺激されたり、圧迫されたりして痛みが起こります。

中高年の人ではパソコン画面などを遠近両用メガネをかけながら

首をそらせて見ていることが原因となることがあり

肩から腕にかけて痛みが生じます。

痛みは軽いものから耐えられないような痛みまで程度はそれぞれです。

一般的に頸椎を後ろへそらせると痛みが強くなるので

うがいをすることや、上を見ることが不自由になります。

足の感覚の障害や筋力低下が生じることも少なくありません。

 

腕の痛みの対処法

 

日常生活上に原因がある場合、対策により腕の痛みを予防できることがあります。

 

腕の使い過ぎ

 

同じ動作を繰り返すことや無理な力をかけることは腕の負担になりますので注意しましょう。

 

腕をよく使う場合に気を付けること

 

繰り返しの投球動作、自分の限界を超えた力仕事

不安定な姿勢でのタイピングなどは避けましょう。

 

おわりに

腕の痛みについて書いて来ましたが、当院に来院される方のほとんどが、筋肉の使い過ぎによる痛みや腕全体の血行が悪くなっていることによる痛みです。

腕への血行が悪くなると運動するための酸素が不足します。その状態で運動を続けると筋肉を損傷しやすくなったり痛みを感じます。

くまもと整骨院では患部はもちろん腕全体の血流を改善させていくので施術後は腕を動かしやすくなるのを実感できると思います。

腕に痛みを感じたら我慢せずにまずは一度お電話でご相談ください。


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顎の痛み

顎の痛み

2020/07/27

顎の痛み

顎の痛みは、顔の神経障害によって起こるもの、

顎への過度の負荷が原因のものがあります。

軽い違和感だけだからといって放置していると、

痛みが強くなり食べることがままならなくなる場合があるので注意が必要です。

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日常生活から考えられる原因

 

歯の噛み合わせが悪いことによる歪み

 

歯の噛み合わせが悪かったり、

合わない入れ歯や差し歯をしていると

それが習慣化して顎が歪むことがあります。

顎が歪むことで、日常的に顎の筋肉に負担がかかり

顎の痛みを引き起こしやすくなります。

 

歯ぎしり、歯の食いしばりによる顎への負担

 

寝ているときや重いものを持つときなどに

歯を食いしばると、顎には自分の体重ほどの負荷がかかると

言われています。

そのうえ、前後左右に歯を動かせば歯や顎に負担がかかります。

こうして顎は徐々に関節が歪み、痛みの原因になります。

 

食習慣による負担

 

硬い食品を食べた後に顎が疲れたり、痛みを感じた経験はあると思います。

しかし、近年は逆に柔らかいものばかり食べていたために

顎が弱くなり、日常の噛む動作だけでも痛みを感じる人が

増えています。

また、片側だけで噛むクセがあると

顎が受ける負担が左右で異なるため

顎に歪みが生じて痛みを引き起こすことがあります。

 

顎の痛みをともなう疾患

 

顎関節症

 

長時間同じ姿勢での作業や、頬杖をついたり、

噛み合わせが悪かったり、食べ物を片側の歯だけで食べる癖がある、

さらに歯ぎしりなどで顎に負担がかかる要因が重なり合うことで発症します。

また、ストレスで顎の筋肉が緊張している人にも起こりやすいです。

顎がカクカク鳴るのは顎関節症の予備軍の症状ですので

注意しましょう。

症状が進行すると、口が大きく開かなくなり

無理に開けようとすると痛みが走るようになります。

また、顎関節症は顎の動きに異常が生じるだけではなく

肩こりや頭痛などの症状が現れることも珍しくありません。

個人差はありますが、

目の疲れ、首、腰、背中などの痛み、耳鳴り、耳の痛みなど

症状は全身に及びます。

 

三叉神経痛

 

顔のこめかみから目、顎、頬と三本に枝分かれした三叉神経が

支配する領域に起こる痛みを三叉神経痛といいます。

多くは脳に流れる血管がこめかみで神経に触れたり、

神経を圧迫することによって起こります

目、頬、顎を中心に突然ぴりぴりとした痛みがあらわれます。

 

帯状疱疹

 

帯状疱疹とは、体の中に潜伏していた水ぼうそうの

ウイルスが再び活性化して起こります。

激しい痛みをともなう小さな赤い水ぶくれが

体の片側に帯のようにあらわれ

こめかみ、額、上顎や下顎にできることもあり

水ぶくれは1~2週間で治まります。

日本人のほとんどが持っているウイルスですが

疲れが溜まっている人やお年寄りなど

体の免疫力が落ちてきたときに発症しやすくなります。

 

舌咽神経痛

 

のどの奥にある舌咽神経痛の異常によって

発作的な痛みが起こる疾患です。

発作は酸味の強い物を食べたときや

あくびで口を大きく開けたときなどに起こり

電気が走るような鋭い痛みや焼けつくような強い痛みが

喉、舌、耳の奥に瞬間的にあらわれます。

喉の奥深が痛くなるので人によっては

「あごの関節が痛い」と感じることもあります。

 

日常生活でできる予防法

 

噛み合わせや顎の歪みを検査する

 

噛み合わせや、顎の歪みの異常は歯の痛みだけではなく

虫歯や歯周病の原因になることでも知られています。

 

口の体操をする

 

長い時間デスクワークしたり、緊張が続くと無意識に

歯を食いしばっていることが多くあります。

ときどき口を大きく動かしたり

軽く伸びをして体の緊張を解きほぐしましょう。

また、うつ伏せで寝たり頬杖をついたりするなど

顎に負担をかけることはやめましょう。

 

柔らかい食品と硬い食品をバランスよく食べる

 

柔らかい食品ばかり食べていると、顎の筋肉が弱ってしまいますので、

柔らかい食品ばかりを食べることは避けましょう。

そして、噛むときは片側だけで食べずに左右の奥歯を交互に使い

よく噛んでゆっくり食べましょう。

よく噛むことは顎への適度な刺激にもなります。

 

適切にストレス解消を

 

精神的な緊張やストレスは筋肉を緊張させ

食いしばりを起こしたり、夜間の歯ぎしりの原因にもなります。

 

おわりに

原因にもよりますが、顎の痛みの多くは整骨院での施術で改善します。

痛みを我慢せずにまずは一度当院にお電話でご相談ください。


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マスクの表と裏

マスクの表と裏

2020/07/23

こんにちは!

くまもと整骨院院長の熊本です。

 

新型コロナウイルスが猛威を振るう今

外出時のマスクの着用は欠かせないものになりました。

 

当院でもご来院時にマスクの着用をお願いしています。

マスクをした女の子

ところで皆さんはマスクを正しく着用できていますか?

ご来院いただいた患者様の中にも裏と表を逆に着用してこられる方が見受けられます。

 

どっちがマスクの表なの?

多くの方はひもを止めている部分や鼻にあたる針金の部分を隠すように内側にして着用しています。

もちろんそれであっている場合もありますが、

メーカーや製品によってはひもを止めている部分や鼻にあたる針金の部分が皮膚に触れて不快感が出ないように

あえて外側に来るように作られているものもあります。

 

片面がブルーのマスクに関しては『白い方が外?』『青い方が外』などと迷ってしまいますよね。

僕が普段着用しているものは青を外にして付けていますが、製品によっては白が外のものもあるかもしれません。

 

マスクの表裏の見分け方

中には『表』『裏』と親切に書いてあるマスクもありますが、

殆どの製品には書いてありません。

見分け方はひもを止めている部分や鼻にあたる針金の部分、色でもなく『折り方』です。

マスクは布の部分が折り返してあってひだ状になっています。

針金が入っている方を上に向けてマスクにあるひだが下を向いている方が表側(外側)です。

当然見る時に上下を間違えてしまうとひだも逆になるので注意しましょう。

 

下の画像が表(外)側です

マスク表

 

ひっくり返すと裏(顔)側です。

マスク裏

 

このページの上の女の子はマスクを逆につけているのが分かりますね。

 

たまにこんなのもありますが形状的にこっちが表でしょうか?

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もしかしたらメーカーさんや製品によっては何らかの理由でひだを逆にしているかもしれないので

説明書きがあった場合はそれに従ってくださいね。

患者さんからも何度か聞かれたので今回はマスクについてでした。

 

おわりに

くまもと整骨院は蜜を避けるため完全予約制で営業しております。

感染予防の対策も継続的に行ってまいりますので安心してご利用ください。

ケガや交通事故などの際は是非一度お電話またはLINEでご連絡ください。


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肘の痛み

肘の痛み

2020/06/05

肘の痛み

 

肘関節の変形や痛みの原因は、外傷や炎症によるものなど様々です。

取手市くまもと整骨院-肘の痛み

上腕骨外側上顆炎

 

上腕骨外側上顆炎はテニス肘ともいわれており、

テニスなどのラケットを使用したスポーツを行う人に多くみられるスポーツ障害です。

ドアノブを回そうとしたり、手首を反らせるように腕に力を入れたり、

雑巾を絞る時などに痛みがあります。

症状が進むと、普段でも肘がジンジンと痛むようになってしまいます。

30~50代の女性に多く、テニス歴がなくても普段の家事、

キーボードの打ちすぎが原因でなることもあります。

 

上腕骨内側上顆炎

 

上腕骨内側上顆炎は小学校の高学年や中学生で野球をしている生徒はなりやすく

ピッチャーに多くみられる症状です。

野球肘とも言われています。

成長途中で骨端周辺の軟骨や骨が未熟なため

過度に投球を繰り返すことによって肘関節を保護している

軟骨や腱、靭帯が損傷してしまうのです。

 

上腕骨顆上骨折

 

転落や転倒よって、肘の部分に激しい痛みと腫れがあり

痛みで肘が動かせない時はこの骨折を疑います。

骨折片で血管や神経が損傷されると

指や手が痺れたり、動かせなくなることがあります。

ほとんどの例が鉄棒やうんていから落下したり

転んで手をついた際に骨折をします。

子供によくみられる骨折です。

 

肘内障

 

肘内障とは、2~6歳の小児の手を引っ張ったりしたときに

腕がだらっとした状態になることをいいます。

これは、脱臼ではなく肘関節の細い輪状の靭帯がずれることにより

生じると言われています。

靭帯がしっかりする7歳以降では起こさなくなります。

 

変形性肘関節症

 

変形性肘関節症は、テニス肘や野球肘、肘関節の過度の使用などが原因で発症します。

主に肘をよく使うスポーツや重労働をしていた50~60歳代の男性に多くみられます。

肘関節の可動域が徐々に制限され、肘が伸びにくくなったり曲げにくくなるといった症状が出ます。

また肘の使い過ぎにより、軟骨がすり減ってしまい肘に痛みを感じたり

骨と骨がぶつかり、骨棘というトゲができて

尺骨神経を傷つけることがあり、小指などにしびれを感じたり握力が低下するなどの

肘部管症候群が引き起こされる場合もあります。

 

肘部管症候群

 

変形性肘関節症などが原因で骨に変性がみられると

肘部管の内部で尺骨神経が圧迫されたり、小指や薬指に痺れを感じたり、

感覚が鈍くなたり、握力が低下するなど,

手指の動きが不器用になります。

長年、肘を酷使してきた人に起こりやすく

関節や骨は加齢によって変形しやすくなるため

加齢に伴い発症しやすくなります。特に中高年の方に多くみられます。

 

関節リウマチ

 

関節リウマチは30代以降の女性に多く発症する病気です。

本来は自分の体を守るための免疫システムに異常が起こり

自分自身の正常な組織や細胞を攻撃してしまう自己免疫疾患のひとつです。

手足の関節で起こりやすく、左右対称に関節の痛みと腫れが起こるのが特徴です。

この関節炎の状態が続くと、関節の周りにある骨自体が壊されたり、

関節が変形してしまいます。

 

おわりに

肘は日常動作で頻繁に動かす関節です。

痛みを我慢したまま動かし続けると多くの場合症状が悪化してしまいます。

肘に痛みを感じたら我慢せずに一度当院にご相談ください。


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胸の痛み

胸の痛み

2019/11/02

胸の痛み

 

走ったときなどに胸が苦しくなることは誰にでもありますが

圧迫されるような胸の痛みと同時に息切れが起こる場合は

肺の疾患や心臓病が考えられます。

その他、胸の痛みは筋肉痛や皮膚の痛み、肋間神経痛をはじめとする

さまざまな疾患によって起こります。

胸を押さえる女性

日常生活から考えられる胸の痛み

 

運動不足や食生活、ストレスなどの生活習慣

 

心臓が動くための栄養である血液は、心臓を取り囲む

冠動脈から心臓に送られます。

しかし、塩分、糖分、脂肪分の摂りすぎなど乱れた食生活や

過剰な精神的ストレス、運動不足によって

冠動脈が狭く、硬くなる動脈硬化を起こしたり

日々の偏食や、過労で肺の抵抗力が低下してしまうと

細菌などに感染したすくなります。

その結果、肺の疾患を誘因する原因となります。

 

喫煙の習慣

 

タバコの煙に含まれるタールは、気管支や肺に悪影響を与え炎症を引き起こします。

慢性的な咳による胸の痛みに悩まされる方も多く

気管支や肺の疾患の危険も増大します。

またタバコに含まれるニコチンは脈拍や血圧を上昇させる作用があり

これらが心臓に大きな負担をかけます。

さらに血管にも強い圧力をかけ、血管の壁を傷つけ動脈硬化を促進し

心臓病の誘因となります。

 

肥満による内臓脂肪の増加

 

近年、メタボリックシンドロームがさまざまな生活習慣病を引き起こすとして

問題になっています。

特に内臓に脂肪がつく肥満は内臓脂肪による血圧の上昇や

体内で増えすぎたコレステロールが血管の壁に沈着することで動脈硬化が促進され

心臓病のリスクが高まります。

 

過度の運動による疲労骨折、筋肉の痛み

 

急に激しい運動をしたり、肉体労働をした翌日や翌々日に

胸や腕が痛くなったという経験はあると思います。

これは、筋肉痛による痛みなので心配はいりませんが

痛みが続く場合や、呼吸困難や息切れを伴う場合は

肋骨の疲労骨折が疑われます。

疲労骨折はスポーツなどで体を酷使する方や

お年寄りなど骨が弱い方に多く起こります。

 

肋骨骨折

 

転落や転倒で胸に強い力が加わると肋骨骨折を生じます。

胸の痛みが強く、安静時にも痛みをうったえます。

さらに咳や深呼吸に伴って痛みが増します。

咳や、ゴルフのスイングによっても肋骨骨折(背中)を生じることがあります。

 

 

胸の痛みをともなう疾患

 

狭心症

 

心臓の筋肉に血液を送り込む冠動脈が糖尿病や脂質異常症によって

血管が動脈硬化で狭くなり、心筋に血液が不足しやすい状態になります。

そして、寒い日や階段の昇降時などの心臓に負担がかかったときに

一時的に酸素が不足し、息苦しい発作や、胸が締め付けられるような痛みを起こします。

 

心筋梗塞

 

突然、胸に激痛が起こり、痛みが30分から数時間続きます。

心臓の筋肉に血液を送り込む冠動脈が動脈硬化を起こし内腔が狭くなり

血液が固まってできた血栓が詰まり血流が完全に止まってしまいます。

血流が止まると心筋の壊死が始まります。

壊死の範囲が広がると血圧が低下して顔が蒼白くなり

冷や汗や吐き気がみられたり、意識を失って死に至ることもあります。

 

解離性大動脈瘤

今まで経験したことのない強烈な痛みを感じます。

心臓から身体全体に血液を送るための太い血管(大動脈)の壁に

亀裂ができてしまい、血管の壁の内側と外側の間に血液が流れ込んで

血液の壁が裂けてしまうのが解離性大動脈瘤です。

急に血圧が上がったときに起こりやすく、原因のほとんどが動脈硬化です。

突然、胸が痛くなり痛みは背中から腰へと広がります。

全身の血流が阻害されることで

腹痛、足の痛み、意識障害、失神などの症状があらわれることもあります。

 

心膜炎

 

心臓を包んでいる心膜に細菌やウイルスが感染して起こると考えられます。

感染によって炎症を起こし、多くは左胸に鋭い痛みを感じ

咳や深呼吸をすると痛みが強くなります。

また、体の左側を下にして寝ると痛みが増し

前かがみになったり、座ったりすると痛みが軽減するのが特徴です。

 

心臓神経症

 

心臓の検査をしても異常が見当たらないのに胸の痛みを訴えるのが心臓神経症です。

心臓に対して極度の不安を抱えていたり、

過労気味の状態で精神的なストレスを感じているなど

心の悩みが原因で起こります。

安静時にズキズキ、チクチクとした痛みが起こり

胸を手で押すとさらに痛みが増します。

その他、めまい、呼吸困難、息切れ、動悸などの症状があらわれます。

 

逆流性食道炎

 

肥満や加齢、暴飲暴食の習慣などが原因で胃酸が逆流し

食堂に炎症が起こる疾患です。

胸やのどのつかえが起こったり、

胸が締め付けられるような痛みを伴う場合もあります。

胸やけは特に食後に起こりやすく、

腰が曲がり背中が丸くなったお年寄り

胃の切除手術を受けた方、肥満傾向にある方に多く見られます。

 

肺炎

 

細菌やウイルスが肺に侵入し炎症を起こします。

風邪をこじらせたり、放置してしまうことが原因の一つです。

高熱が一週間以上続いたり、のどが痛くないのに痰や咳が出ることがあります。

また、肺炎が胸膜まで及ぶと強い胸の痛みを感じるようになります。

免疫力の弱いお年寄りや体力が落ちている方に

二次感染症として多くみられます。

 

肺塞栓症

 

血の固まりである血栓が肺動脈に流れ込み詰まってしまった状態です。

足の静脈にできた血栓がはがれて肺動脈に流れ込むことによって起こります。

この疾患は加齢や肥満とともに

点滴時の大量の空気混入や長時間同じ姿勢で座っていたりすることが

原因で起こる場合もあります。

急激な呼吸困難や咳、血痰、胸の痛みなどの症状があらわれたり

血圧が低下してショック状態になり突然死することもあります。

 

肋間神経痛

 

肋間神経痛は体の左右どちらかの肋骨に沿って激しい痛みを感じる疾患です。

痛みは数秒から数分間続きます。

肋間神経痛は、変形性脊椎症などの脊椎や脊髄の疾患、

帯状疱疹の感染時や治癒した後の後遺症として起こることがあります。

 

自然気胸

 

前触れもなく突然発症します。

呼吸をしても大きく息が吸いにくい感じがします。

呼吸困難、酸素飽和度の低下、動悸、咳、頻脈などがみられ、

発症初期には、肩や鎖骨辺りに違和感、背中の鈍痛、胸痛がみられることもあります。

20代前後、60歳代のやせ型の人に多くみられます。

 

日常生活でできる胸の痛みの予防

 

塩分、糖分、脂肪を控え、早食いをやめる

 

塩分、糖分、脂肪のとりすぎは動脈硬化に繋がっていきます。

外食では、脂肪の多い肉類をさけたり、薄味のものを選んだり、

ご飯をいつもより少なめにするなどの工夫をしましょう。

また、いくら栄養に気を付けていても

早食いや、ながら食い、食べすぎてしまうと

食事の脂肪摂取や摂取エネルギーは増加し

肥満を招いたり、心臓に大きな負担をかけ動脈硬化の危険性も増します。

食事はゆっくり、よく噛んで食べるようにしましょう。

 

心臓に負担をかけないような運動をする

 

適度な運動は、血液の循環をよくし心臓への負担を軽くします。

しかし、準備運動をせずに運動をしたり

水分をまったくとらなかったりすると心臓に悪影響を及ぼします。

特に、普段運動をしない方は激しい運動は避け

ウォーキングなどで徐々に体を慣らしていくようにしましょう。

 

急激な寒暖差に気を付ける

 

急激な温度変化があると心臓に大きな負担がかかります。

夏に暑い戸外から冷房の効いた室内に入るときや

逆に冬の暖房の効いた室内から外に出るときなども

温度差が出すぎないよう衣類などで調整しましょう。

冬には、浴室、脱衣所、トイレなどを温める工夫も必要です。

 

アルコール、香辛料を控える

 

刺激の強い、アルコールや香辛料は胃酸の分泌を促進し

胸やけによる胸の痛みの原因となります。

胸やけが起こりやすいという方は、アルコールや香辛料を控えましょう。

また、食事は3食規則正しくとり、食後30分はゆっくり休むことも

胃の負担を減らすためには大切です。

 

ストレスを溜めない

 

仕事のプレッシャーや時間に追われる緊迫感などの

ストレスは心臓に負担をかける原因になります。

ストレスや疲労が蓄積しないよう、無理のないスケジュールを立て

時間にゆとりをもって行動しましょう。

また、睡眠を十分にとることと、好きなことをする時間をもつことも大切です。

 

おわりに

胸の痛みについて疾患をメインに書いて来ましたが、単なる血行不良による痛みの場合も多く見られます。

血行不良によるもの外傷性のものや神経痛の場合整骨院で施術できます。

胸に痛みを感じたら我慢せずに一度ご相談ください。

 


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